今週のジャンプ・サムライ8 八丸伝 第33話「相棒 」と コミックス第3巻「コツガとリュウ」の感想を少々(その2)
そういえば「取ってくる」のは、得意だったんですよね・・早太郎(犬は骨をくわえるのも好きだし)。 コミックス3巻の番外編でも、嬉しそうに ボール拾いに行ってましたっけ・・・だから「意外」でもなかったのかも;
それにしても、ツワモノどもが全力突撃していく中で、決めたのが 「指揮官の千隊長」(これは納得)と「一番小さな存在の早太郎」だったというのが微笑ましい。 いかにもの強者と まさかのおチビちゃんが「対等に」やってくれたというのがね・・・実に爽快と言いますか、そして平和的な ほっこりするラストでもありました。
それに、こういった「ほっこり展開」こそ、大久保先生の絵が醸し出す 柔らか〜い雰囲気にに合っているような・・
コミックスの袖部分に描かれている 大久保先生の「雨宿りしながら焚火する絵」・・ これ、とっても癒される絵なんですよね。
テントウムシやカタツムリも可愛いし、葉っぱや 雨粒にいたるまで 可愛らしい。 それに、ほんのりとした灯りも温かくってね・・ (あ、岸本先生のキリンさんもかわいい。 今度、動物園に行ったら確認してみよう)。 それだけに、物語の方向も《ほんわかして柔らかく優しい》ほうが 大久保先生の絵には合うのでは・・とも思ったりで(あくまでも個人の感想です)。
そして今回の早太郎に ほっこりした理由・・「かわいい!」のもありますが、前回「無残に真っ二つに斬られたキーホルダー達の姿」にちょっと心が痛くなっていた事もありまして・・ それで なんだかホッとしたと言いますか・・ キーホルダーも、ただ献身的に仕えているだけじゃなくて 日の目を見ないとね。
ようするに、今回のミッションは《侍、姫、キーホルダーの三身一体》が対等に協力、信頼しあっての結果》だった・・という事になりましょうか。
ただし・・・ その・・
もう33話だというのに、まだ《キーホルダーって何ぞや》という基本中の基本が私には分かっておりません;;;;
コミックスの説明によれば、
ホルダーとは 《この銀河に住む生命体(?)、ペットホルダー、門番ホルダー、キーホルダーなど名称が異なる》のだそうで。
って・・そこ、生命体(?)って、(?)付けないでよ・・('・_・`)
結局、「何者なのか」よく分からない・・ 生物なの?それともロボットなの??
第1話では「早太郎は八丸が改造した」「八丸がプログラムを組んだ」とあったから、ホルダーとは「AIロボット」なのかと思ったんですが・・ 気になるのは 「どうやって誕生したか」なんですよね。
生身の犬や猫をベースにして作ったのか(つまりサイボーグ的な存在)、それとも最初からロボットとして造られたモノなのか・・? そろそろ、ホルダーについても詳しい説明が欲しいところだなぁ・・
で・・もしホルダーが《AIロボット》だとしたらですが、《侍、姫、キーホルダー》は つまり《サイボーグ、生身の人間、AIロボット》でもありまして、この3つが この世界を構成する三大生物(というか存在)であって、これらが信頼しあって 互いの欠点を補ってバランスを取っていく事こそ、銀河の安定や平和を保つ重要なポイントなのかもしれません。 そのどれかが他を押し退けてしまってはいけないのだろうと・・
33話、《AIが人間を裁く》《答弁はあまり考慮されない》という部分に、この世界の危うさを感じてしまったのですが・・ しかし 今回みたいな「いかにもな強者と まさかのおチビちゃんの共闘」や「侍、姫、キーホルダー三者の協力」は理想的な共存のしかたであって、この世界にも明るい未来がある事を示してくれたような気がいたします。 誰も、どの存在も けして《完璧》ではないのだから・・
そして驚いたのはもう1つ、三打がズバッと弁の首を切り落としたこと。三打・・侍じゃないのに、この刀さばきは実にお見事だった・・(という事で、次は三打の事を続けます)
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(サムライ8八丸伝 感想・考察ブログ! 2020/01/06)
今週のジャンプ・サムライ8 八丸伝 第33話「相棒 」と コミックス第3巻「コツガとリュウ」の感想を少々(その2)