サムライ8八丸伝 第20話「相棒」感想
「残りーー1567人 最後の一人になるまで」
「バトルロイヤル スタートだ!」
今回もサクサク進んで いよいよ始まりましたねぇ~・・・《バトルロイヤル》。 何か ごっついの出てきたし・・; でも、今週印象に残ったのは なぜか「愛らしい表情」たちでした。
例えば、八丸が「それもいいなぁ・・相談してみる!」とニコニコ駆け出した顔も可愛らしいし(騙されやすいタイプだなぁ;八丸)・・ リュウのぎこちないウィンクもかわいいし、達磨のニッコリ微笑む表情も ホンワカ可愛らしい(達磨って垂れ耳のスコティッシュフォールド種?)。 それに、八丸を「気に入った」と言う竜をムッとして「・・・」と見つめる骨河の顔も可愛いらしかったし、祭りの主催者ジャイアン(仮称)のホルダーもちょっとブサ可愛い。 なんだか、どれも微笑ましく見えてしまって・・皆「いい子」に見えてしまった。 骨河も、意外といい奴じゃないかと思ったりで。
コツガってちゃっかりしてるし チャラくも見えるけど、竜が「骨河はいい奴だ」と言うのは本音なんだと思う。 八丸があれこれ竜を質問攻めにした時、「誰にでも言いたくねェ秘密の1つや2つはあるもんだろうが」とか「時には自分から忘れてしまいたい事もある」と注意していたけれど、今までも そうやって 世間の興味本位な質問から 竜を守ってきたんじゃないのかな・・? 骨河は「竜を利用してるだけ」のつもりかもしれないけれど、それでも自然と竜の「心の傷」を察している。 今の「何も覚えてない」状態の竜を、骨河はそのまま受け入れているように見えるし、竜も居心地がいいんじゃないだろうか。
でも もしかしたら骨河のほうも「偏見も持たずに素直に接してくる」竜に、どこか癒されていたりして・・・
それに、注意されて素直に反省して「御免」と謝っちゃう八丸も「いい奴」ですよね。 興味津々な八丸は「知りたい願望」全開で 遠慮なく聞きまくるけど、親しき中にも礼儀ありじゃないけど、土足でなんでも踏み込んでいい訳じゃないし、「あえて聞かないでおく」配慮や優しさも要るのだと・・ 今回、これは骨河に教わりましたねぇ。「指摘されたらすぐ学ぶ」・・・やっぱり、バツグンの吸収力!
「コンビを組んでたった一か月」で ここまで息があった漫才(?)を見せる《コツガとリュウ》・・ 《相棒との付き合い方》のいいお手本になるんじゃないのかな。
でも、最後に いきなり始まったバトルでは、にわかトリオの「竜、師匠、八丸」で早速うまく分担してましたよね。 目の見えない達磨、言葉がうまく通じない?竜、空気を読むのが苦手な八丸・・ なのに、鮮やかなチームワーク。
言わなくてもお互い「なんとなく」分担できたようで・・・まさに阿吽の呼吸的とでもいいましょうか。 こういう言葉じゃ説明できない「なんとなく」って大切なんでしょうね、きっと。
(竜は、刃の変化も《なんとなく》やってると言ってましたが)
で、阿吽といえば・・「開けると閉じる」つながりで、今回の「骨河のウィンクとリュウのぎこちないウィンク」なのですが・・
骨河は「いい計画は秘密ってこと」と意味を説明していましたが、んー・・・ ウィンクって、実際には殆どする事なんて無いですよね(漫画ではよく見るけど)。
で、まじめに?調べてみたら、ニコニコ大百科ではこんな説明がありました(面白いのでちょっと引用)
《特に若い女性が用いた場合チャーミングな印象を与え、アイドルや芸能人が見せる可愛らしい仕草の代表的なポーズでもある。反面ウィンクをうまく出来なかった場合、ひきつったような顔になり両目をつぶった顔になり間抜けな印象を与えてしまう。ただし不器用な様が可愛らしいと受け取られることもあるので要はやる人次第である》
・・なるほど。 たしかに何でも「やる人次第」ですよね; 竜のぎこちないウィンクが可愛らしいのも、竜だからなのかもしれないし・・
NARUTOでは、自来也が女性のウィンクに「脈ありだのぉ~」とついて行ったあと、ナルトに「女の人のウィンクなんてベタな攻撃で興奮してたくせに!」と突っ込まれる場面もあるのですが・・ 女性に疎いナルトでさえ「ウィンクはベタな攻撃」って分かってたんですねぇ。
ま、相棒にするウィンクってのは「同意」を求めたり、「だよね?」という念押し、あるいは「黙ってろ」的な軽い威圧サインだったりしますかね・・ いずれにせよ「ふたりだけの秘密」という特別感があって、それで勘違いしちゃう人もいるのかなぁ~・・ ある意味「言葉なしでのサイン」であり、阿吽のサインでもあるのかも。
(にしても、度々出てくる阿吽というか「片目開け片目閉じ」描写・・・これ気になるなぁ)
コツガは竜に「敵になるかもしれないんだから(八丸に)肩入れするな」と ごもっともな忠告をしてたけど、なんだかなぁ~・・ 八丸を「気に入った」と竜が言った時にジッと見た骨河の顔・・・ヤキモチ焼いてるようにも見えちゃった(笑) いや、これだと面倒になるなぁと思ってるだけかもしれないけど・・
でも「肩入れしたら、敵として戦い難くなっちゃう」と骨河は考えてるわけで、意外と「八丸たちに肩入れして敵にまわせなくなっちゃいそう」なのは、骨河のほうなのかな・・なんて思ったりもします。
・・・ともあれ、「鍵仲間」かもしれない主催者侍との対面も もうすぐ、かな・・??
(コミックス1巻&2巻、4日金曜日発売です!)
一気読みしたら、また違った感想も出てくるかな。
☆駄文、読んでくださって感謝。
☆相棒ってのは、一緒の棒を担ぐ、共有するってことですよね(本来)。バランス、分担が大切・・
☆ステルスフィールドとかカウンターとか、SFっぽくって面白い・・。
☆やっぱり侍=男 姫=女と完全分業されているのだろうか。 姫は命令通りお料理作ったりアシスト業務とお花活けたり、なんか古い日本のような・・なんて、そこだけ引っかかっちゃうんだけど;気にしすぎかな。
☆サムライ8八丸伝第20話「相棒」感想 サムライ8八丸伝感想・考察ブログ! (2019/09/30)